カテゴリー「靖国と戦後ニッポン シリーズ」の9件の記事

硫黄島二部作に思う、情緒に溺れる者は国を滅ぼす

私の定規からすると、先の大戦前以来の日本の「右翼」の多くは「愛国者」ではない。

「愛国者」とは、現自国民と自国の未来にわたり何らかの「果実」を、己の命に代えてでも与えんとする者であって、ただ、己のイデオロギーのためなら国を滅ぼすことも厭わぬ者とは対極に位置する。

私の見るところ、特に最近の「右翼」すなわち靖国神社の遊就館的歴史認識への修正を悲願とする人々の行/言動は、現代日本とその未来に対し、果実を全く与えていない。

(※私の靖国神社に対するポジション/スタンス

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愛国心より墓参り!

彼岸である。正しい仏教徒的には、この期間、「六波羅蜜」の「六つの正しい行」に身を置き、先祖の供養に志をつくすらしい。が、なんちゃって仏教徒的には、取りあえず墓参り、で、当家の菩提寺に出かけたkaku一家。

期せずして、そこで方丈さんに素晴らしい説教をいただいて思った、今日びの若いもんには、「愛国心」より「墓参り」だ!と。「墓参りは先祖のためならず!」と

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矢弾尽き果て散るぞ悲しき

国の為重きつとめを果し得で
 矢弾尽き果て散るぞ悲しき

醜草の島に蔓るその時の
 皇国の行手一途に思ふ
   -硫黄島総指揮官 栗林忠道辞世歌

DSC00474
(参考イメージ:1945年3月26日の米軍硫黄島上陸を表すモニュメント U.S. troops raising the Flag on Iwo Jima /WW2 Iwo Jima flag raising, Joe Rosenthal / The Associated Press) 

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戦没者慰霊顕彰の中心施設としての靖国神社、その為に必要なこと

このところ、深夜のNewsの真魚さんと、主に公式参拝に関連した靖国神社について論争を続けていたのだが、話をしているうちに、ふと、私の抱く“靖国”イメージが、もうかれこれ10数年前のものであることに気づき、これはイカン、と言うことで、先日のみたままつり(7/13-16)にお参りがてら九段を訪れ、これからの靖国神社について思いを馳せてみた。

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"中国に非難されて、節操もなく譲歩に走る日本人”

この年の この日にもまた 靖国の みやしろのことに うれひはふかし                ―昭和61(1986)年8月15日 昭和天皇御詠歌

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『陛下をお救いなさいまし』

我が国の憲法が、改正無しの世界最長記録を更新し続けていることで、世界中から固唾を飲んで見つめられている(わけ、ないか)事は誰しもの知る所であろうが、私は以前からこの、全体的に見れば全くバランスを欠いている「暫定憲法」において、「象徴天皇制」の巧妙さだけが異彩を放っている様に感じ、「これは一体誰の入れ知恵じゃ」と非常に興味を持っていた。

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靖国神社-ダイナミズムとセンチメンタリズム

私の手元に一葉の写真がある。白い詰襟の衣袴に白い制帽、俳優の伊藤英明(『白い巨塔』の柳原先生役)似の見目麗しいお姿。彼と決定的に異なるのはその眼力の強さと瞳の澄明さ(こういうのを“魂魄の重みが違う”というんだそうです)。これは、幼少時の私が祖母のアルバムから“かっぱらって”来た物で、太平洋戦争の硫黄島の激戦において命を落としたわが大叔父の貴重な、そして最後の写真。私にとっての「初恋の君」である。

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“嫌国”教育

愛国心、そして報国心に引き続いて、中国および韓国の反日暴動を受けて考えたことについて。今回は、1970年代前半生まれの私が公的教育で受けた「嫌国教育」について、である。

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愛国心、そして報国心

こんな馬鹿馬鹿しい騒ぎ、ゼッタイゼッタイ、無視してやるぞ・・・と決め込んでいた中韓の「歴史教科書」騒ぎ。けれど、4月7日以来、朝日新聞産経新聞が社説を通じてかなりやり合っていて、殆ど往復書簡状態なんで、私メも何だか色々考えさせられている。

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