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“ホリエモン”ではない堀江貴文

フィナンシャル ジャパン2007年05月号を読んだ。

私にこの月刊誌の購入を決めさせたのは、その表紙で腕を組みレンズを見据える堀江貴文氏の顔。そう、彼はもう「ホリエモ~ン!」なんかじゃなく、「堀江さん。」としか呼ばせぬ、「戦っている男の顔」になっていたことに興味を持ったから。

誌上の、ライブドア前社長“ホリエモン”堀江貴文氏と、外務省官僚(休職中)“ラスプーチン”佐藤優氏による、「緊急対談:亡国論-なぜ僕たちは捕まったのか」を読み、地裁判決直前の彼の言葉に触れて思ったことは、ああ、堀江さんと言う人間から感じる「薄っぺらさ」とは、彼の「天才性」ゆえだったのだなあ、と言うこと。

それじゃあしようがないかぁ、なんて、何となく納得してしまった。この男の性質/言動/行動は、今後もそう変わらないだろう。だって、「天才」なんだもん。とは言え、ビジネスマンあるいは商売人としての天才、では無いことは確か。経営者としての、でも無いだろう・・・多分。

この記事において光るのは、むしろ佐藤優氏の言葉と思想・哲学の数々で(堀江氏は相変わらず、今までの彼同様、「ただ、素のままそこに存在して発言している」)、私は佐藤氏の「天才的な堀江さんの才能を国家の為に使ってみたい」との言葉に、最も深く激しく同意する。

でも、やはり、それって難しいのか。日本人って、「天才」の扱い方、ヘタだもんなあ。「秀才」が牛耳っている社会だからネ・・・って、いやいや、そんな悠長なことを言ってもいられぬわが日本である。早急に「天才の扱い上手」にならねばいけない。

日米中で生き、多種多様な「天才」達に出会ってきた私に言えることは、「天才は絶対に自分から歩み寄らない」だ。であるならば、こちら(凡人)から歩み寄るしか道は無いのである。天才相手に「先に喧嘩を売ったのはアイツだ」「振り上げた拳はさげられん」などと、ガチンコしても無駄である。そもそも本人、「喧嘩」売ったつもりさえ無いんである。第一、「決して歩み寄らぬ天才」を、だからと言ってその都度抹殺してはキリが無いし、何より不毛だ。

と言うことで、検察の皆さん、世論的にも一部を除いてまったくもってブーイングだった「ホリエモン逮捕」、早くオトシドコロを、あなた方から探っていただかないと困ります。よろしく。

それにしてもこの、フィナンシャル ジャパン、初めて読んだのだが、とても良い雑誌である。一言で言えば、気骨がある。だから、やはり気骨ある人たちが、そこで安心して語っている。編集部を、なのか、この月刊誌の発行人を、なのかは分からぬが、とにかく「信頼している」ことがよく伝わってくる。

だってね、記事の一つ:「小泉構造改革の舞台裏」で語り合う、木村剛氏と竹中平蔵氏の顔、これがまた、よい!これぞ「いい男の顔」、これぞ「男のいい顔」だよ、うん。つまり「SEXY」ってそういうことなんだよ、うん。こういう顔の男が、まだまだ日本にいることが、本当に嬉しい。

以前書いた記事で「イマドキの女は外見重視」と言われ議論になった事があったが、そういう意味じゃあ、女は、男とは全く異なる価値基準に当てはめて外見を重視しているのである。悪いか!

ってなわけで、また「いい男(女)たちの顔」がみたいので、生協の宅配注文でコツコツ積み立てた出資金を減額し、この月刊誌の3年定期購読に回すかなーと検討中の主婦の今日この頃である。・・・ところで、この記事、もしかしたらセクハラ疑惑?

【追記】

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2007.03.26 [ゴーログ]薄っぺらいホリエモンは昇龍になれるか? 週刊!木村剛http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_681a.html

FJ5月号発売 フィナンシャルジャパンhttp://www.financialjapan.co.jp/blog/hamada/004poster.html

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» [ゴーログ] 外交問題:天才は抹殺せずに使うべきだ! [週刊!木村剛 powered by ココログ]
 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ニッポンを生きる!」さんが、金融経済誌『フィ [続きを読む]

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